リフォーム営業が考える戸建てのデメリットとは

住宅関連

今回は

  • 新築戸建てを検討中
  • マンションと迷っている

という方向けに、

リフォーム営業として年間100件以上の家を見ている僕が考える、

【戸建てのデメリット】を解説していこうと思います。

 

新築営業が夢を見させる仕事なら、
リフォーム営業は現実をお伝えする仕事だと自負しています。

リフォーム営業の視点で戸建てを見ると
一般的な目線からは考えにくいリスクがたくさん潜んでいます。

 

メンテナンスに莫大な費用が掛かる

一番はこれに尽きます。

◆屋根外壁の塗装 【15年おきに 約100~200万円】
※50年間に約3回
◆水回り設備の交換【20年から25年】
・キッチン 【200万円前後】
・お風呂、洗面台【200万円前後】
・トイレ【40万円前後】
◆シロアリ予防【15万円前後】

ざっと挙げるとするとこれらが当てはまります。

全体でみて1000万円は覚悟する必要があります。

実際に、優先順位の高い外装のメンテナンスについては
家としての機能を保持する上で大変重要な工事になります。

大体一回当たり150~200万円ですから50年で約500万円かかります。
内部の水回り設備を修理だけで持たせるにしても500万円はメンテナンスとして
資金を用意していく必要があります。

これら以外にも
戸建てには庭がついています。

新築当初はBBQをしたり子供が遊んだり、
お庭は思い出の1ページとなることもありますが、
大抵の場合、お庭の雑草に悩まされることになります。

お庭の手入れとして夏の暑い時期にも関わらず、
お隣さんに迷惑をかけないように…
害虫が出ては困るから…と休日返上で旦那さんが頑張ることになります。

これを解決するためには、外構工事が必要となります。

外構工事一つとっても、
土間うち工事
カーポート工事
等々、100万単位で費用が掛かることもあります。

とにかく、家を維持してくためには
メンテナンス費用として住宅ローンの支払い以外にも
出費を重ねることが必要となるのです。



2階建ての場合2階がスペースとして無駄になりがち

 

実際に僕がお伺いした中でかなり多くの人がおっしゃっていたのが、

「平屋にすればよかった」です。

人は年を重ねるごとに家の中での事故が増えてきます。

ヒートショックや段差での転倒などが挙げられます。

段差での転倒を避けるために、1階ですべてが完結できる間取りでの
リフォーム依頼を受けることが大変多いです。

大抵の場合そのまま2Fはほとんど使われなくなり
物置となってしまいます。
延べ床面積が120㎡の家だと、その約半分を
無駄にすることになってしまいます。

昨今では、街中の狭い土地が信じられない高値で取引されています。
限られた敷地内で広さを確保するためには、2階建て、3階建てが当たり前の時代です。

そんな費用をかけて建てた家の半分が生かせないのは大変もったいない。

ながくその家に住み続けるのであれば、都市部以外で広い土地を買い、
平屋を建てるのが正解。

老後の生活まで考えて都市部での生活を望むのであれば、
ワンフロアを余すことなく使えるマンションが費用対効果は高めです。



相続後の家の始末が大変

昨今では空き家の問題が深刻化しています。

土地を買い家を建てるも
子世代は家を持っているし、実家に戻るつもりもない

⇒相続後家を売りたいが、古い家だと買い手がつかない

⇒家に価値がないため、土地だけで販売しようとしても
→解体に100~200万円かかる
→空き地にすると固定資産税が約二倍に…

⇒子世代放置…空き家が増える

 

ざっとこんな流れになってしまいます。

戸建てを持つことによって後の世代に不良債権を残してしまうことが
戸建てを持つことのデメリットと言えるでしょう。

しかもこの流れは、次の代がちゃんと処理できないと
世代を重ねるごとに土地は古くなり、抱える土地も増えていきます。

何も残さないことがある意味では次の世代のためになると言えるかもしれません。



まとめ

今回はデメリットしか挙げていませんが、
実際には戸建て住宅にはメリットも当然あります。

しかし、新築で戸建てを考える若い世代の方は
メンテナンスの事や次の世代のことまで考えている人は少ないと思います。

ちゃんとそこまで考えたうえで、後悔しない家づくりをしてほしいと思います。



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